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船橋今昔物語

本町通りにあった協和銀行・千葉銀行の建物 重厚感があり歴史を感じる造り

昭和30年代に撮影された銀行の外観 他の建物とは異なる雰囲気が漂っていました

本町通り(3丁目側)にあった協和銀行船橋支店の建物 (提供:右島薬局)

この写真は昭和30年代に撮影された、船橋本町通り1丁目交差点近くにあった協和銀行船橋支店千葉銀行船橋支店の様子です。(協和銀行は、その後りそな銀行の前身のひとつとなりました)

本町通り商店街の建物は、戦時中の空襲の被害を受けなかったため、日本の伝統的な古い家が数多く残っていました。その中で、銀行の建物は重厚感があり異質な存在にも見えます

本町通り(4丁目側)にあった千葉銀行船橋支店の建物(提供:右島薬局)

日本の銀行建築は、独特の歴史があります。
かつて日本には財閥が権力を持った時代がありました。財閥の権力を知らしめるかのように、明治時代には豪華な銀行建築が始まります。ギリシャ風、西洋風の建築は、本店だけでなく、全国の支店にも広がっていきました
戦争がはじまり、銀行建築は禁止されましたが、建物はそのまま使われることが多かったようです。

この2つの支店は過度な装飾があるわけではありませんが、どちらも石造りのように見え、とても威厳が感じられます

《2021年3月現在、船橋市中央図書館において、昭和30年代の本町通りの写真を展示中です》

千葉銀行船橋支店は、道路の向かい側(3丁目側)に移転しましたが、今も本町通りにあります。
(2020年8月撮影)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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