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葛飾区の防災

防災無線アプリ「かつラッパ」ってなに?

こんにちは。ライターの山岸朋子です。

今日は葛飾区の防災無線アプリ「かつラッパ」をご紹介します!

【そもそも防災無線ってなに?】

夕方になると「夕焼け小焼け」の放送が聞こえてききます。

誰もが一度は聞いたことがある放送ではないでしょうか?

この放送、実は防災無線を使っています。

有事の際は、緊急・災害情報を区民の皆さんに伝える役割を持つのが防災無線です。

【東京23区内初!防災無線アプリ「かつラッパ」とは?】

2020年9月に配信開始された葛飾区の防災無線アプリです。

防災無線の内容をアプリで確認をすることができます。

なんと、防災無線をアプリで配信する取り組みは東京都23区内では初じめてになるそうです!

 

かつラッパは防災無線の内容を文章・音声で確認することができます。

また、英語・中国語・韓国語にも対応しています。

防災無線の内容を確認したい方、視覚聴覚に障害のある方、外国の方、

多くの方に葛飾区からの情報が届くように工夫がされています。

 

 またかつラッパでは防災無線のほか、下記リンクが貼られています。

■葛飾区公式ホームページ

■避難所情報

※GPSをONにしておくと、自分の所在地から近い避難所が分かります。

【かつラッパが生まれたきっかけ】

かつラッパが誕生する大きなきっかけとなったのは2019年の台風19号でした。

雨風が強く、さらに窓を閉め切った室内では、屋外の音声を聞き取れないとの意見が相次いだそうです。

物理的な問題から防災無線そのものの大幅改善では限界を感じていたそうです。

以前から防災無線については意見が出ており、無料通話で防災無線の内容を確認出来たり、事前登録によりメール配信されるサービスを展開していました。

 

しかし、いずれも区民が自分で行動しないとその情報は手に入りませんでした。

 

そこで注目されたのがスマホのアプリでした。

アプリをダウンロードして、PUSH通知をONにしておけば、防災無線の情報をすぐに受け取ることが出来ます。

 

かつラッパの配信が始まってまもなく1年が経過しますが、幅広い年齢層の方に喜ばれているそうです。

【防災アプリとして進化していくかつラッパ】

現在かつラッパでは防災無線放送の確認が主な機能となります。

しかし、今後はすでに展開している避難所情報をさらに進化させて、有事の際に活用できる防災アプリになるよう開発を進めているそうです。

 

いざという時、区からの公式な情報をすぐに手に入れられるアプリです。

気になる方は是非ダウンロードしてみて下さいね!

 

■かつラッパの詳細について

https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000063/1004032/1024482.html

 

■防災無線について

https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000063/1004032/1004793/1004818.html

取材協力:葛飾区役所危機管理課 臼倉様

株式会社百年防災社(葛飾区亀有)

百年防災社は、「みんなで、生き延びるんだ。」という理念をもとに、2020年春に防災スタートアップとして設立。地域の人々と地区防災計画や避難所運営マニュアルを作成。また、大学生と協働し、地域で防災活動を推進する人材育成を行う。防災動画コンテンツのナレーション、制作/発信、シンポジウムの司会進行など、日本全国に「防災」の大切さを広めることをミッションとしている。

 

■本件に関するお問合せ先
株式会社百年防災社
担当:葛西
メールアドレス:info@100bou.jp

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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