「雨天時のお墓」についてのお話 川口元郷聖地
川口元郷聖地
雨の参道は滑りやすいので要注意
雨天の墓石はツルリと滑りやすいので用心を
雨天でも安心、天井のある墓地、川口元郷聖地
「雨天時のお墓」についてのお話です。
墓地の参道や石材は濡れるとよく滑ってしまうので注意!
新しいお墓は表面が鏡のように美しく磨かれています。
お墓を訪れる際に注意していただきたい点は、雨天や雨後の参道の滑りやすさです。滑り止め処理が施された参道などであっても、水があると石材は滑りやすくなってしまいます。霊園見学やお墓参りの際には、足元に注意を払って歩くようにしましょう。 要注意なのは滑りやすい靴やサンダル。 また、雨の日はお墓の「花立て」や「香炉」などのお墓の石製品にもご注意ください。ツルツルと美しく磨かれている石材の上に水があると、意外にも思った以上に滑って動いてしまう事があります。 (我が家のお墓でも、掃除中にツルンと滑らせてしまい、花立ての角が欠けてしまいました...)
お墓選び時には、雨天こそ見るべき点があります
実は、お墓は濡れているかどうかで色合いが大きく異なります。そのため、
雨の日にしか確認する事が出来ない「濡れたときの色」を確認する事が出来るのです。乾いているときにはとても明るく感じる石も濡れると逆にとても落ち着きのある風合いを見せる石種があったり、水に濡れることでとても美しい色合いが出てくる石もあります。また、墓地探しの際には
「雨が降ったらここはこうなるのか、水たまりはあるかな、水はけは良いかな、屋根はどうかな、参道は歩きやすいかな」など見るべき点はたくさんあります。
縁起悪い?雨の日の墓参について
お墓参りで雨が降ると縁起が悪い、と聞いたことのある方もいるかもしれません。これは日本古来からの「ハレ・ケガレ」文化の考え(神道的なもので、ハレはポジティブな要素を表す)と、古代中国から伝わった陰と陽の考え(道教や陰陽五行など)と、宗教としての仏教の教えが混ざっています。死後に仏様になる(陽)と考えられながらも、同時に死んだ人を避けるべき「ケガレ」として塩もって祓うなど、日本では両極端な習わしと考え方が昔からあります。雨は陰、墓地も陰です。何より雨は晴れ(ハレ)ではありません(当たり前ですが…)。と言いながらも、「恵みの雨」「豊穣の雨」「命の雨」というありがたがる言葉もあります。お墓にも似たような矛盾があります。墓は陰であり、ケガレ閉じ込める場所であと同時に、ご先祖は大切な祖霊や氏神として祭られる場所でもあったりします。亡くなった人を偲び、ご先祖の供養はポジティブな要素です。 雨で滑ることの危険性を考慮して、「お墓参りするなら雨の日はやめたほうがいい」という昔からの知恵なのかもしれません。昔の墓地は土葬なので濡れた土に転んでしまうとあまり良くなさそうにも感じますし。ご先祖様からみても、子孫が雨の日の墓参で転んで怪我をしてしまうと悲しいことでしょう(ただ、墓参してくれること自体には喜んでいると思いますが)。足元には十分ご注意ください。ただ、こういった昔からの習わしは、お寺様に質問をしてみたり、親族の年長者や親類の年配の方、それぞれの地域の古老の方のご意見に従うのが最適解かもしれません。風習というものは地域ごと、もっと言えば家ごとにに千差万別です。(ちなみに余談ですが、私は雨天でも気にせずお墓参りしてしまいます)
雨天でも安心な屋根のある墓地=川口元郷聖地
ここ川口元郷聖地の「こもれびエリア」は雨天でも傘いらずでお墓参りができます。写真をご覧ください。
天井があるため傘を差さなくても大丈夫なので、お墓参りもらくちんです。是非一度ご見学にいらしてくださいませ!
お盆も過ぎ、秋のお彼岸も日一日と近づいてきています。まだまだ暑い日が続きますが、体調にくれぐれもお気を付けて過ごしてください。
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